肩こり・腰痛対策

国民的疾患とも言える腰痛と肩こり

私たち日本人は勤勉で仕事に熱心に取り組んでいます。
どのような仕事をしていても多くの人が悩まされるものが肩こりと腰痛です。
日本人の多くは肩こりと腰痛で悩んでいるために、年齢とともに致し方のないトラブルであると諦めている人も多くいます。

確かに長い間体を使っていることによって起こるものであるために、年のせいである部分もあります。
しかし、きちんと対策を行えば症状を改善することができます。
そこで、ここでは腰痛や腰の痛みを改善するための対策を紹介していきます。

最近多くの人が悩んでいるストレートネック

日常生活の中で、私たちが知らないうちに習慣付いている体に悪いクセが出来上がっていることが多くあります。
特にここ数年はパソコンを用いた仕事が増えていますし、日常的にスマートフォンやタブレットを閲覧している時間が長くなっています。

こういった習慣で、自然と首の関節が伸びてこの形を維持している人が多いです。
この状態が続いてしまうと起こるのがストレートネックです。
ストレートネックは最近多くの人が悩んでおり、首の骨がまっすぐになることで猫背になることが増えています。

同じように、長い時間体を固定しての動作を続けてしまうと、どうしても体が固まってしまい、体をねじったりポキポキと音を鳴らたりしてしまうことが多いです。
しかし、この動きは同じところばかりをのばすことになるために、さらに骨が歪む原因となることが多いのです。
これらは肩こりや腰痛の原因となるものであり、早いうちからこの悪習慣を断ち切るための習慣付けが大事になります。
PC業務は目も多く使うため、それらが肩こりに繋がる場合もあり、ドライアイによる乾燥や目のこすりすぎや加齢による眼瞼下垂などにもちゅいが必要です。

腰痛や肩こりに効果のある対策

日常的に悪い習慣を直すために有効な方法として、通勤電車の中でできることを取り組んでみるのがオススメです。
通勤時間を有効利用することで、新たな運動時間を設ける必要がありません。

例えば、電車で立っている際には片足に体重をかけがちです。
この片方に体重をかけていると骨盤が歪んでしまって腰痛を起こすことになります。
そこで、日頃体重をかけがちな方に意図的に体重をかけるようにするだけで骨盤の歪みを元に戻す効果があります。

片方に体重がかかることを少しずつ直していけば、自然と両足にバランスよく体重をかけることができます。
これが維持できると、日常的に体が歪まない体重のかけ方を身につけることができます。

日常の中でスマホを見る姿勢も注意が必要なのです。
手元にあるスマホを見るためには頭が下を向いている時間が長くなってしまい、ストレートネックになってしまいます。
そこで、スマホを眺める際にはスマホを目の高さにあげて首が曲がらないようにすると効果的です。