結婚までにはいくら貯金を溜めておくと安心か?

結婚するためには資金が必要

これから結婚を控えている、または結婚したいという人にとって、気になるのが資金ではないかと思います。
いくら結婚したいと思っても、先立つものがないと先には進めません。

毎月コツコツと貯金しているのであればいいですが、まだの方はこれからでも遅くはありませんので、将来のために結婚資金を貯めておきましょう。
結婚するためにはある程度の資金が必要なのは分かりましたが、それでは結婚までにはいくら貯金を貯めておけばいいのかも見ておく必要があります。

平均的な貯金額

結婚するまでに貯める貯金は人によって異なりますが、結婚が決まった際の平均的な貯金額は「323.8万円」という統計があります。
ゼクシィの結婚トレンド調査2019によれば、結婚する前の夫婦の貯蓄額は平均で323.8万円となっており、200~300万円程度を貯蓄している夫婦の割合は2割ほどで、最も多くなっていました。

官公庁では結婚の平均年齢と平均貯蓄額を発表しており、令和元年度の「少子化社会対策白書」では、2017年の平均初婚年齢は夫が31.1歳で妻が29.4歳という結果が出ています。

そして令和元年の「家計の金融行動に関する世論調査(単身生態調査)」によれば、金融資産保有世帯のうち20代の平均貯金額は133万円で、30代の平均が281万円になっています。
このようにみなさん将来の結婚のために、ある程度の貯金をしていることが分かります。

結婚する前とした後に必要な費用

結婚のことでおなじみのゼクシィのアンケート結果によると、婚約から新婚旅行までに掛かった費用の平均は461.8万円になっています。
婚約した後は結納式をはじめ、婚約指輪の購入や両家の顔合わせ、新婚旅行代金など様々な費用がかかります。

これら費用はどういう挙式にするか、披露宴にするか、そして式や披露宴に招待する人数によっても変わってきますので、総合的な判断することが大切です。
結婚式はもちろん、結婚した後の生活にもお金はかかってきます。

主要なものを見てみると、結納金は0~100万円程度、家具家電などの購入代金は100万円程度、アパートやマンションなどで暮らす場合は敷金や礼金、毎月の家賃も必要です。
その他にも様々なものがありますので、結婚する時はもちろんそれだけでなく、結婚後のことも考えてしっかり貯金しておきましょう。

貯金の仕方

結婚する前、結婚後、それぞれに費用がかかりますので、少しでも早い段階から貯金を始めたいものです。
貯金の方法はいくつかありますが、毎月コツコツ貯めたい方は積立預金がおすすめです。

職場では財形貯蓄をしているところもあると思いますので、それに加入するのもいいでしょう。
新婚夫婦の毎月の貯金額は平均で5.5万円程度という統計もありますので、それを目標にするのもいいと思います。