不動産投資とは？
不動産投資とは、不動産つまり土地や建物を購入しそれを運用したり、後に売却することによって利益を得る手法を指します。
不動産投資には主に2つの利益の出し方があり、1つ目にインカムゲインと呼ばれるものがあります。
これは物件オーナーとなり、土地や部屋、一軒家、テナントを貸し出すことで賃料を得るやり方です。
賃料自体は不動産価格と比べると小さいのですが、毎月一定の収入が入ってきますので、安定して利益を得られるのが特徴です。
もう1つの利益の出し方は、キャピタルゲインと呼ばれるものです。
これは不動産を安く買い、後に価格が上がった時に高く売ることでその差額を得るというやり方です。
もしくは、土地を購入しそこに建物を建てたり、中古の建物を改修したりして、新たな価値を加えて売却するといった手法もあります。
不動産は時期や経済情勢などによって価格が上下しますので、その市場を読み取ることができれば大きな利益を上げられる手法となります。
不動産投資の種類は？
初心者、もしくは低リスクで不動産投資をするということであれば、インカムゲインを狙うのが一般的です。
大きな土地やアパート丸ごとを購入するほどの資金がなくても、インカムゲインを得ることができます。
たとえば区分マンション投資という方法で、これはマンション一棟をすべて購入するのではなく、1室もしくは資金額に合わせて数室だけを購入します。
そして、それを賃貸に回すわけです。
マンションだと部屋数などの違いが大きいため、手持ち資金の額に合わせて部屋の種類や数を選べるという良さもあります。
物件を自分で買うほどの資金がなくても、不動産投資をすることができます。
それはJ-REITと呼ばれる制度で、不動産投資信託を指します。
投資ファンドが投資家を集めて、集まった資金でテナントビルやマンションに投資して、賃料や売却金から利益を生み出します。
そして、ファンドがそれぞれの投資額に合わせて、利益を分配していくという形です。
投資のプロであるファンドが物件を決め管理をしますので、高度な知識がなくても不動産投資できるのがメリットです。
不動産投資のメリットとデメリットとは？
不動産投資はそれ自体に価値があるものですので、リスクが少ないというメリットがあります。
また、賃料によって安定的に収入を得続けられるのも良い点です。
勉強して価値が上がりそうな物件を見つけられるようになると、利益を出しやすくなるという良さもあります。
一方で、不動産投資は一般的にまとまった額の資金が必要だというデメリットがあります。
また、すぐに利益が出るわけではないので、飽きずに待てる人でないといけません。
短期での稼ぎを期待しているのであれば、他の投資が良いでしょう。
