キャッシュレスで家計管理をするコツ

計画(Plan)

今後主流になりつつあるのがキャッシュレス決済で、これは現金以外での支払いのことを言います。
スマートフォンアプリはもちろんそれだけでなく、クレジットカードやデビットカードを利用した支払いもキャッシュレス決済に含まれます。

キャッシュレス決済はとても便利な方法ですが、使いすぎの心配をお持ちの方もいるでしょう。
使いすぎないようにしっかり計画を立てることが大切ですが、その時に指標になるのが「PDCA」です。

これは品質管理の改善方法で、「計画(Plan)、実行(Do)、評価・確認(Check)、そして改善(Act)」の頭文字に由来しています。
最初のPが大切で、予算計画をしっかり立てるようにしてください。

予算を組み立てるうえで、月単位や年単位でどの程度お金がかかるのか、把握しておくことが大切です。
計画を立てる時は、次の点に注意しておきましょう。

そのひとつが期間で、短期はもちろんそれだけでなく長期的な計画も立てるようにしてください。
1か月単位の短期計画に加え、1年単位という長期的な予算も計画することが大切です。
車のメンテナンスなどの維持費や学費など、ある特定時期にまとめて支払うものもあると思いますので、それらも見込んで計画を立てておきましょう。

実行(Do)

次はDoの実行です。
Doの方法はいくつかありますが、スマートフォンをお持ちの方はそれを活用するといいでしょう。
スマホを利用して進捗状況を把握するのです。

最近は様々なアプリが出ていますが、家計簿のものもあります。
それを活用して毎日の収入や支出を管理すれば、何にどれほどお金を使用しているのかが一目で分かるようになります。
いわゆる「見える化」するのです。

キャッシュレス決済のサービスによっては、家計簿アプリと連携できたり、スマホでレシートが自動読み込みできたりするものもあります。
アプリと連動できれば、家計管理がよりスムーズに進むようになるでしょう。

評価・確認(Check)

次はCheckの、これは評価や確認です。
家計管理で大切なのは、日々の記録を確認して、それを今後どう活かしていくかです。

現金を利用して自分で家計簿をつける時は、Excelなどに入力してグラフ化するなど、ある程度の労力が必要です。
しかしキャッシュレス決済であれば、アプリと連携することで自動化が可能になります。

それによって前月との比較がしやすくなるのです。
家計簿にかける時間を短縮できますので、今後のことを考慮する時間を増やすことも可能でしょう。

改善(Act)

最後はActの改善で、こちらは改善策を実践することです。
今月の状況を把握できたら、次月の改善策を実行することになります。

固定費など見直せるものは見直をし、無駄な出費を抑えるなどです。
それによって、キャッシュレスによる使いすぎを無くすことができるようになります。