リボ払いはどうして危険と言われるのか?

クレジットカードの支払いのひとつ

クレジットカードの返済が難しい場合、その対処法として利用きれることがあるのが「リボ払い」です。
リボ払いを選べば、「当分の間の返済は何とかなるのでは?」と安心、期待している方もいるかもしれません。

確かにそれはありますが、リボ払いの内容、仕組みをよく理解していないとリスクが高くなることもありますので注意が必要です。
リボ払いを選んだばっかりに、支払い滞納になることもあります。

これが「リボ払いが危険」という理由にも繋がっているのですが、もちろんリボ払い自体が悪いわけではありません。
リボ払いを上手く活用できれば、危険回避も可能です。

リボ払いとは

リボ払いの正式な名称は「リボルビング払い」で、これはクレジットカードでの支払方法のひとつになります。
ひと月当たりどれくらい支払うのか、その額を設定し、その額以上の支払い残高については翌月以降に繰越しできるシステムです。

例えば20万円の支払い残高がある場合で、ひと月の支払額を1万円に設定すると、来月以降も1万円の支払いが続き、20万円分の支払いが終わるまでそれが続くことになります。

もちろん途中で支払う額を変更することも可能で、一括で支払うこともできるのです。
分割払いの場合「回数」を決めてから返済することになりますが、リボ払いの場合はあらかじめ支払う額を決めて返済していくのが大きな特徴と言えるでしょう。

リボ払いのメリット

リボ払いにはいくつかメリットがあり、そのひとつが毎月の支払う額を一定の金額に抑えられることです。
リボ払いにある定額方式を選択すれば、毎月の支払額が一定になります。

支払額を少額に設定することによって、カード返済の滞納を防止でき、あるいは毎月の支払額を一定に抑えることが可能ですので計画を立てやすくなるでしょう。
利用可能枠の範囲内であれば、いくら使用しても、何回買い物をしても利用できるのもリボ払いのメリットです。

リボ払いは実際に利用できる上限金額、いわゆる利用可能枠が決められており、その枠内であればいくら使っても大丈夫です。
人によって上限額は変わってきますが、リボ払いでの利用できる枠は、支払い可能見込み額の90%以下の額に設定されています。

リボ払いのデメリット

リボ払いはメリットだけでなく、デメリットの理解も必要です。
そのひとつが手数料の高さで、リボ払いの金利となる手数料は毎月加算されていきます。

その金利は15.0%に設定されることが多いようで、これは消費者金融の利率とだいたい同じです。
借りる額によっては手数料が高くなり、これがリボ払いのリスクに繋がっているのです。
もちろんしっかり計画を立てることでリスクを回避できますので、心配する必要はありません。