高血圧・高コレステロール対策

高血圧はたくさんの病気を引き起こす原因

高血圧は脳血管疾患や、心疾患を引き起こすリスクとなりうるものであるとされています。
そして、この高血圧がコレステロールととても高い関係があるとされています。

つまり、脳や心臓の疾患を予防するためには高血圧の症状改善をすることが重要であり、そのために必要となるのがコレステロールをコントロールすることなのです。
このように高血圧・高コレステロールを解消することによって大きな病気を予防することができ、健康な体を手に入れることができるようになります。

そもそも高血圧とは

高血圧というのは名前の通り、血圧が高い状態を指します。
血圧が高くなると、血管にかかる圧力が正常な範囲を超えてしまい、これが心臓や脳に影響を与えるのです。

高血圧であるかどうかを知るためには血圧を測ることで十分に判断ができます。
血圧は病院に行かなくても銭湯であったりドラッグストアであったりという場所で血圧測定器が配置されていますし、自宅で測定する道具も販売されています。
遺伝的にも高血圧がきになるという人は自宅で購入して定期的に血圧を測定するのもオススメです。

コレステロールが高血圧を起こすメカニズム

悪玉コレステロールが増えていくと、血管が詰まる原因となるアテロームというものが生成されていきます。
血管に滞留物が溜まっていけば、その分血管は血液が流れにくくなっていきますし、血管の壁が厚くなってどんどんと柔軟性が失われていきます。

このように血管が狭くなったり柔軟性が失われたりしても、血液が流れるべき量は変わりがありません。
そのため、血管にかかる圧力はどんどんと増してしまい、血圧が高くなる状態がどんどんと悪化するのです。

高コレステロール状態になると、レニンという酵素の分泌も増えていきます。
レニンは血圧上昇を招くホルモンを増やすとされているので、さらに血圧上昇を誘発すると言われており、これも高血圧を招く原因となっています。

コレステロールと高血圧を抑えるためには

高コレステロール状態にある人の半数近くが血圧も高く、その逆も言われておりコレステロールと血圧とは相関関係があると言えます。
どちらも命に関わる危険のあるものであり、リスクがありますから、早いうちから対策をして状態を良くすることが重要です。

食生活の見直しをすることはとても大きな効果があります。
肉類やバターといった飽和脂肪酸を摂取するのを避けて、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸を含んだメニューを摂取すること、血液をサラサラにする食材を食べることで少しずつ緩和できます。
生活習慣が関わることですから、毎日少しずつ食事改善を心がけ継続的に症状緩和の対策をしていきましょう。