燻製の魅力を知る
近年なにかと話題の燻製料理ですが、バーベキューやキャンプで大活躍しています。
ワイルドな印象でお酒のおつまみとしても喜ばれますので、デキる男を目指すならマスターしておきましょう。
燻製には、スモークサーモンやスモークチキン、スモークチーズなどのイメージが強いですが、実はいろいろな食材を燻製にすることが可能です。
燻製料理とは、肉や魚を塩漬けにして、煙で燻すことで完成する保存食でしたが、単なる保存食としてではなく、最近はその作る過程も楽しめるとあって、オシャレ料理と化しています。
そんな大人気の燻製料理を作れるようになれば、女性陣から一目置かれること間違いなし、ぜひ挑戦してみてください。
燻製の作り方
燻製料理をするには、まず下準備が必要です。
肉類は筋や血管、余分な脂身を、魚の場合は内臓、血合い、エラを取り除いておきましょう。
ここで丁寧に行わないと素材が腐ってしまうこともあるため、綺麗に除去することが大切です。
下処理ができたら高濃度の塩に漬けて水分を取る作業を行い、旨味を凝縮させて水分のために腐るのを防ぎます。
塩漬けが終わった材料を今度は塩抜きしていきましょう。
たっぷり水が入ったボールの中に食材を入れ、薄い塩気になるまで塩抜きができたら取り出し、キッチンペーパーで水分を綺麗に拭き取ります。
直射日光を避けた風通しのよい場所で、燻製用ネットなどを利用してしっかり乾燥させます。
ここでようやく燻製作業開始です。
燻製用チップに着火して煙を出したら、材料を当てて燻していきます。
チップの種類によって香りや風合いなども変化し、素材の旨味が凝縮されて美味しい燻製が誕生します。
30分でできるお手軽燻製料理
燻製初心者には、30分で完成の簡単燻製料理から始めてみましょう。
燻製用のチップさえあれば、自宅でも十分に作れますし、お酒のおつまみにもピッタリの材料なので、ぜひ試してみてください。
用意する食材には、チーズやゆで卵、ソーセージ、ちくわ、ナッツ類も美味しく燻製にできるのでおススメです。
フライパンにアルミホイルを敷き、チップを一握り入れたら、高さのある足がついた網を入れて食材を並べていきましょう。
このとき、具材が小さくて網目から落ちそうならアルミホイルを使って落ちないようにしておきます。
強火にかけて香りと煙が立ってきたら弱火にして蓋をして、火加減を見ながら10～20分そのまま火にかけて完成です。
燻製の艷やかな色と香り、燻された香ばしい旨味など、チーズやナッツが違う食べ物のように美味しくなります。
燻製料理に慣れてきたら、ささみやベーコン、サーモン、鴨肉と少しずつレベルを上げていきましょう。
